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主張- モンスターペアレント



昨年自殺した東京の小学校の新任女性教諭が公務災害申請をしたニュースを見ました。昨年は別の小学校の新人教諭も自殺しています。

その背景には、忙しさだけではなく、モンスターペアレントからの執拗な圧力(恐喝)と、十分に擁護できなかった学校側の問題が見えてきます。

モンスターペアレントというのは

最近作られた和製英語ですが、ここ数年で急に増えてきたらしいです。
時代背景を考えると、70年安保の頃に、教育を商品やサービスとして考え、同じ代価を払うのだから優秀な教師が担当してくれなければ損だと考える風潮が始まりました。学校=企業、家庭=消費者 という関係です。1980年代にはその考えが定着し始めました。その頃以降に学校教育を受けてきた人たちが、今は親になっているのです。

損をしているのだからクレームを付けたもの勝ちだと、まるで消費者センターにクレームを付けるのと同様に、校長先生や教育委員会にクレームを付け、学校に圧力をかけるのです。ベテラン教師に担当してもらう権利がある、サービス向上を要求する権利があると。

クラスにモンスターペアレントが一人でもいると、担任はその対応に追われ、そのクラスは授業にならず、残りの全員が十分な教育を受けられなくなるといいます。時には、校長先生をはじめ、学校全体が対応に追われ、教育が疎かになる事もあるそうです。

モンスターペアレントという言葉は、対立関係を表しているので良い言葉ではないと思いますので、何か別の表現になることを願いますが、それにしても、そういう親が増えているというのは残念なことです。

具体的には次のようなことをするそうです。 (ウィキペディアより)

・自分の子供が注意されたことに逆上して職員室に乗り込み、延々とクレームをつける(「クローズアップ現代」に登場)
・早朝であろうが深夜であろうが教職員の自宅に電話をかけ、何時間もクレームをつける(「クローズアップ現代」に登場)
・子供同士の喧嘩に介入し、相手の子供を非難する長大な文書を学校に持ち込んで処罰を要求する
・自分の子供がリレー競技の選手に選ばれないのは不自然だとクレームをつける
・子供がプリントを親に渡さなかったことを、教師の指導のせいにする
・「自分の子どもを手厚く指導するために専用の教員をつけろ」「我が子を学校代表にして地域行事に参加させろ」などと要求する
・「○○小学校○年○組の○○という児童はクラスの迷惑なので学校に来させないでくれ」といきなり都道府県の教育委員会に匿名で要求する
・「遅刻がちの子どもを担任が迎えに来ない」などという理不尽なことを教師のせいにして学校にクレームをつける

ちょっと、何を考えているのでしょうかね。こんな人は子供を産むべきじゃなかったように思います。何でも責任転嫁して被害妄想の強い人、責任感の無い人が子供を産んで、親になれなかったのですね。わがままで自己中心の悪ガキと精神的には何も違わない。年齢と知識が違うだけで中身は子供なわけです。

そんな子供に育てられる子供は不幸だし、そんな年取った子供から責められる学校も不幸です。

そういう親はまだまだ少数ですけど、増えてきているというのは心配になります。その人が悪いんじゃなくて、その人の親の時代の教育の結果だからです。1980年以降、社会の間違った価値観で教育された結果が20年後に現れるのです。そう考えると、モンスターペアレントさんも被害者ですね。

<strong><span style="color:#0032FF;">では、どうしたらいいか?</span></strong>
子供を産んでしまったのだから困ったものです。どうしたらいいのでしょうかね。あまり知識と経験がないので一般的な方法で考えてみます。

まず第一に、先生を守る必要がありそうです。校長先生や先輩の先生が守ることが必要でしょう。その次には、まともな親が先生と学校を守る必要がありそうです。

第二には、大人に成れていないモンスターペアレントさんを育てるのでしょうね。規範教育が欠けているのですが、その前に情操教育が十分に受けられなかったのが多くの原因だと思います。
(規範教育と情操教育については以前に書きました)


情操教育ですから、何をすればいいかと考えると、そのモンスターペアレントさんを無条件で愛して受け入れてあげる必要があるのでしょう。多くの親たちがその人と友達になってあげることで、その人が「信頼される喜び」を体験すれば、ほぼ解決でしょう。
ただし、そこまでの友達になるのは大変でしょうね。個人で対応するのは難しいかも。でも、PTAや多くの親たちの信頼の輪が出来ていれば、モンスターペアレントさんを、その輪の中に引き入れることが出来るんじゃないかと考えています。

そういう意味で親たちの信頼の輪が大切だと思うし、モンスターペアレントを敵と見るのではなく、親の十分な愛情を受けられずに道を外れてしまった実の兄弟姉妹の様に見ることが必要なのだと思います。

三番目には、教育を見直す必要があるということです。全国の学校がここ数年が顕著に乱れてきたことを考えると、その親たちが受けた教育に大きな間違いがあったと見るべきでしょう。
1980年以降は、教育を学校任せにして、提供されるサービスとして消費者意識を持ち始めた時代であり、忍耐や協調よりも個人の権利などを重視し始めた時代だし、日本の伝統を壊そうという運動が激しくなった時代だし、どこに問題があったのかを見つけて、軌道の修正を行う必要があります。

それが、私たちの子供のために準備してあげる大切なことだと思います。


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